子育て

フォローアップミルクは必要? 3歳まで飲ませてみて、10の疑問に答える

子育て

こんにちは。ナナです。
みなさんは、お子さんにフォローアップミルクを飲ませていますか?

我が家の4歳になる長男は生後6か月頃から離乳食をはじめました。
それまでは母乳と粉ミルクの混合で育てていました。
離乳食が始まって間もない頃、たまたま頂いたフォローアップミルクのサンプルを飲ませたところ、特に嫌がることもなくゴクゴクとおいしそうに飲んだので、その後、粉ミルクからフォローアップミルクに移行しました。

食後に100mlくらいを飲ませることが習慣になり、3歳頃までゆるゆると飲み続けていました。
フォローアップミルクのパッケージには対象年齢について、「3歳頃まで」という表示があります。
しかし、実際に3歳まで飲ませている人はそんなに多くないのかなと思います。

息子が1歳頃、フォローアップミルクを飲ませるかどうか悩んでいたとき、インターネットで色々と調べたことがあります。
フォローアップミルクを使用することには、さまざまな意見があり、色々と不安になる情報もありました。
そこで今日は、心配していた10の疑問について、3歳まで飲ませた感想を踏まえて、答えていきたいと思います。

※以下は個人の感想です。必ずこのような効果があるという保証はありませんので、あしからずご了承ください。

フォローアップミルクとは

牛乳や離乳食で不足しがちな鉄、DHA、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどを含む栄養補助食品です。さまざなメーカーから発売されていますが、おおむね1歳頃から3歳頃を対象に作られています。

フォローアップミルクの主な成分

メーカーによってやや違いはあるようですが、DHA、カルシウム、鉄が含まれているものが多いようです。

フォローアップミルクのメーカー種類

現在、さまざまなメーカーからフォローアップミルクが販売されています。

どのメーカーのフォローアップミルクを飲ませたら良いのか迷うところ。
実際には含まれている栄養には大きな差はなさそうなので、粉ミルクで利用しているメーカーと同じものを選ぶ人が多いようです。
我が家は、粉ミルクがビーンスタークの「すこやかM1」だったため、そのまま同じメーカーのフォローアップミルク「つよい子」を飲ませていました。
主なメーカーは以下の通りです。

◆ ぐんぐん(和光堂)・・・内容量:830g / 対象年齢 9ヶ月〜3歳頃
◆ アイクレオ(江崎グリコ)・・・内容量:830g / 対象年齢 1歳~3歳頃
◆ ステップ(Meiji)・・・内容量:800g / 対象年齢 1歳~3歳頃
◆ チルミル(森永乳業)・・・内容量:820g / 対象年齢 1歳頃〜3歳
◆ つよい子(ビーンスターク)・・・内容量:820g / 対象年齢 9か月~3歳

最初に抱いていた10の疑問

フォローアップミルクを飲ませることに対しては、さまざまな意見があります。
私自身もいくつか疑問がありました。
フォローアップミルクを3歳まで飲ませた今、かつて抱えていた10の疑問についてふりかえりたいと思います。

疑問1 哺乳瓶離れが難しくなる?

「いいえ」です。哺乳瓶は生後8か月頃には卒業しました。フォローアップミルクは、最初はストローマグで飲ませて、しばらくしてからコップに切り替えました。

疑問2 お腹に負担がかかり、便秘や下痢になる?

これははどちらとも言えないです。フォローアップミルクで下痢をしたことはないのですが、長男は少し便秘になりやすい子なんです。その原因がフォローアップミルクなのかどうかはわかりません。パンが大好きなので、フォローアップミルクが原因というより、大好きなパンを食べた後に少し便が固くなっているようにも思えます。
下の子もフォローアップミルクは飲んでいますが、便秘や下痢は全くなくお腹の調子は良いです。

疑問3 ミルクでお腹いっぱいになり食事の量が減る?

「いいえ」です。フォローアップミルクは食後に飲ませていたので、フォローアップミルクが食べる量に影響することはありませんでした。実際、2人の子どもはどちらの子もよく食べる方だと思います。

疑問4 太りやすい?

これも「いいえ」。体重の伸びは、成長曲線の真ん中です。

疑問5 虫歯になりやすい?

これも「いいえ」。歯科には3か月の1度ほど定期受診をしています。今のところ虫歯を指摘されたことはありません。

疑問6 他の飲み物を飲まなくなる?

こちらはどちらとも言えません。長男はフォローアップミルクを始める前から、お茶をあまり飲んでくれませんでした。フォローアップミルクのせいで他の飲み物を飲まなくなるというより、長男はもともとお茶が苦手な子だったのかなと思います。他の飲み物を飲むか飲まないかは、子どものタイプによるのかな。
下の子は、お茶もお水も飲んでいます。

疑問7 作るのに手間がかかる?

はい、少しかかります。慣れてしまえば当たり前の作業になり苦になりませんが、一回一回コップに粉を入れてお湯と水で溶かす作業は、忙しいときには手間です。

疑問8 フォローアップミルクからの卒業が大変?

こちらは「いいえ」。長男は3歳になる時にフォローアップミルクを卒業しました。やめる時に特に抵抗はありませんでした。

疑問9 お金がかかる?

これはものすごく「はい」。
フォローアップミルクは1缶およそ1500円程度(ビーンスターク「つよい子」の場合)。
1回で飲ませる量にもよりますが、だいたい3週間ほどで1缶が無くなります。
 1500円÷20日=75円 ※1日あたりおよそ75円
1日75円を3年間続けると、単純計算で82125円です。とんでもなく高い。
年齢が上がってくれば、牛乳に置き換えたりしながら少しずつ飲む量も減っていくと思うので、実際にかかる費用はこれよりも少ないとは思いますが、参考までに。

疑問10 実際にいい効果はあるの?

この疑問が一番気になるところでした。
フォローアップミルクを飲んでいる子と飲んでいない子の差を検証した研究など見当たりません・・・
3年間飲み続ける中で、メリットはあったように感じています。
今のところ、長男は背が高く、身体つきもがっちりとしていて、風邪をひくにくい健康体です。
4歳0か月で身長104㎝、足のサイズは18cmあります。4歳0か月の平均身長は100.2cm、足のサイズは15cm~16cmとのことなので、平均よりは少し大きめですね。よく1学年上の子と間違われます。
ちなみに、両親ともに完全に平均身長です。

フォローアップミルクを3年間飲ませた感想

振り返ってみて、3年間でフォローアップミルクにこんなに投資していたとは正直驚きでした。
フォローアップミルクを飲ませるにあたり、最も気になることは、やはりコストかなと思います。
高いですよね、正直なところ。

それでもなぜ飲ませていたか。

やっぱり、子どもって食べムラがある。バランスよく食べてほしくても、好き嫌いもあるし、その時の機嫌で食べる量も変わるし。


フォローアップミルクを飲めるようにしておくと、こちらが無理に食べさせようと躍起にならず、「まあ、フォローアップミルク飲んで、今日はごちそうさまにしよう!」と焦らずに対応できるように思うんです。
うちの子は外食のときに極端に食が細くなる子でした。なので、旅先であまり食べられないときには、フォローアップミルクで補えることが、親としては多少の安心感につながりました。
パッケージには「3歳まで」と表示されていますが、3年間絶対に飲ませなければならないわけではないので、いざというときに栄養補給ができるように慣らしておくのはオススメです。
そして、フォローアップミルクのおかげかどうかは全くもって不明ですが、今のところ背の高く、丈夫で健康な子に育っているので、飲ませて良かったなと思っています。

まとめ

フォローアップミルクを3歳まで飲ませていたので、感想を書かせていただきました。
フォローアップミルクを飲ませるにあたり、良い点と難点を理解して判断できたらいいなと思います。
長男はフォローアップミルクを卒業した後、年齢に合わせたサプリメント飲料を探して、現在は森永乳業の「こどミル」イチゴ味を飲んでいます。
フォローアップミルクを飲ませようか迷っている方に今日のお話が参考になればと思います。 
それでは今日はこのへんで。
それではまた(^^♪