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3歳の子供におすすめのDVDはこれ! 知育要素が満載のディズニーアニメ

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3歳の子どもはますます元気いっぱい。おうち時間を持て余していませんか。
子どもに長時間のDVDは見せない方が良いとは言われていますが、DVDや動画を見ていてくれなければ、家事が進まない…。
だからと言って、格闘や危険なシーンが多いものはあまり見せたくないですし、英語のDVDを見せても、普段から英語に親しんでいないとすぐに飽きてしまったり。
それでも…
少しでも知育要素のあるDVDを見せたい。
そんなときにオススメのDVDが『リトル・アインシュタイン』です。
今日は、この『リトル・アインシュタイン』の魅力をご紹介します。

リトル・アインシュタインとは

主人公の4人の子どもたち、レオ、クインシー、ジューン、アニーが協力して、「任務(ミッション)」を完了するお話です。リトル・アインシュタインとは、4人の子どもたちのチーム名です。
子どもたちは赤い「ロケット」という乗り物に乗り、「任務」を果たします。
ディズニーが手掛けたアニメ作品で、アメリカでは2005年から放映されていました。クラシック音楽、世界の地理、そして芸術(アート)を学ぶことができます。

乳幼児を対象とする知育商品を企画・開発しているベイビー・アインシュタイン社とディズニーが共同制作したアニメーション。レオは、妹のアニー、友だちのクインシー、ジューンと一緒に、とっても元気で賢い子どものチームを作った。チーム名は「リトル・アインシュタイン」。4人は お友だちのロケットと一緒に、誰かを助けてあげるとても大切な仕事、すなわち「任務」のために世界各地へ、ときには宇宙へも飛び出していく!

https://www.disney.co.jp/tv/junior/program/14/littleeinstein.html

リトル・アインシュタイン:お話の流れ

各回のお話は、以下の構成で成り立っています。
● 題名、クラシック音楽とその作曲者、芸術品とその作者の紹介
● エピソード
● カーテンコール

題名、クラシック音楽とその作曲者、芸術品とその作者の紹介

舞台が始まる前のように、緞帳(カーテン)が下りた状態で、主人公の声で、「はじまるよ、しー!」と静かにするよう声かけが入ります。各回の冒頭では必ず、題名、その回で扱う音楽とアートの紹介があります。音楽は有名なクラシック曲とその作曲者が、芸術品は有名な絵画や彫刻などの作品とその作者が紹介されます。

エピソード

主人公たちの日常の中で、その日の「任務」に繋がる重要なイベントやアクシデントが起こります。
ある時には、インドネシアのジャワ島で噴火が起こり、逃げ遅れた猿を助けに行くことになったり。
またある時には、ネズミがお月様にプレゼントを渡しに行くのをお手伝いしたり。
奇想天外な夢あふれるエピソードばかりです。
今日の「任務」が告げられたら、みんなでロケットに乗り込みます。
4人で協力してロケットを発射させ、現地に向けて出発します。
現地に到着すると、いくつかの問題が起こります。その問題を解決しなければ、最終的な「任務」を完了することができません。
途中、その回のテーマになっているクラシック音楽や芸術品が登場します。

例えば、インドネシアのジャワ島の噴火では、「ジャワの影絵芝居の人形」が芸術品のテーマになっています。途中、影絵芝居の人形の頭に乗ってしまった鍵を、主人公の一人が、人形に気がつかれないように取りに行くシーンがあります。そこでは、テーマ音楽であるチャイコフスキーの『序曲1812年』の音楽に合わせて、主人公たちが協力して、工夫を凝らし鍵を取りに行きます。
ゲーム性あふれるいくつかのイベントをクリアして、最終目的の「任務」を完了させます。

カーテンコール

最後はカーテンコールで終わりです。カーテンコールでは、リズムに乗って、その回に登場した音楽や芸術品に「ありがとう!」の気持ちを込めて拍手を送ります。
カーテンコールが終わると、おまけのちょっとしたジョークの小ネタが入ります。

リトル・アインシュタインの魅力

リトル・アインシュタインが最初に放映されたのは2005年で、今から15年前。少し時間が経っていますが、他のどのアニメにもない、唯一無二の魅力がたくさんあるんです!

クラシック音楽に親しめる

毎回必ず1曲のクラシック音楽がテーマになっています。その曲の中で、最も有名なフレーズが、エピソードの中で繰り返し流れます。さらに、そのフレーズに合わせて膝を叩いたり、腕を振ったりと身体を動かしながらミッションをクリアしていくため、子どもは自然にそのフレーズを覚えます。
ある日、息子が遊びながら、モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』を口ずさむのを聞いたときには、とても感動しました。

さまざまなアートに触れられる

音楽と同様、各回必ず一つ取り上げられる芸術品。中には、大人も全く知らない作品も登場します。一見マイナーな芸術品であっても、子どもにとっては刺激的です。取り上げられた芸術品は、エピソードの中で、「任務」を完了するためにさまざまな切り口で登場します。なので自然と、その芸術品をじっくりと眺めて観察することになります。
『ナバホ族の民芸品』がテーマになった回を観た後、息子がある時、幾何学的な模様を見て『なばほぞくのみんげいひんみたいだね』と言っていました。その言葉を聞いて、また感動してしまいました。

乗り物、動物、宇宙など、子どもが好きな要素が満載

主人公とともに冒険する「ロケット」は、どんな乗り物にも変身できるんです。ある時は列車に、ある時は潜水艦に、そしてある時は地下鉄に七変化します。ありとあらゆる乗り物が登場するので、乗り物好きな子ならば、絶対にお気に入りのお話が見つかりますよ。
また動物もよく登場します。動物はアニメではなく、実写映像です。図鑑のように細かな特徴までリアルに映っているので、”本物”を学べます。
「任務」の舞台は世界各国、宇宙にまで広がります。地理や自然科学のさまざまな領域の一端に触れられるのも魅力の一つです。

5人目の主人公になれる

主人公たちと一緒に「任務」完了を目指せるよう、参加型のコンテンツがたくさん含まれています。例えば、主人公の一人、レオが「(ロケットが発射するには)きみの力が必要なんだよ!」「こうやって、膝を叩いて?」と、画面越しに語り掛けてくれるんです。観ている子どもは、その語り掛けに合わせて、膝をトントンと叩きます。アニメの中では、「ねえ、君はどう思う?」「これでいいのかな?」「君は何が好き?」と主人公たちが語り掛けてくれるので、自分も一緒に参加している感覚になります。最後のカーテンコールでは、「きみにも拍手!」と主人公たちが拍手を送ってくれるんです。

音楽用語や楽器を学べる

本編の中では、さまざまな音楽用語や楽器が登場します。「ピアニシモ」「フォルティシモ」「スタッカート」「アレグロ」「アダージョ」といったさまざまな用語が使われています。わが子も自然と用語を覚え、小さな音のことを「ピアノ」と理解し、会話の中で「ここはピアノで静かに歩こう」と言ったりしています。

またさまざまな楽器が登場します。バイオリンをはじめ、オーボエ、チューバなど、オーケストラの楽器がたくさん登場します。それぞれの楽器がテーマ音楽のフレーズを演奏して、楽器の音を聞き分けるシーンもあります。

実は、英語学習にも最適

リトル・アインシュタインは2歳~5歳くらいの子どもを対象に作られているため、英語がとても分かりやすいんです。なので、英語学習に取り組んでいるご家庭にも、とってもオススメ。映像を観ているだけで内容が汲み取れるので、普段英語に触れていないお子さんが初めて観る英語のDVDとしても十分楽しんでもらえると思います。

まとめ

たくさんの魅力がつまったリトル・アインシュタイン。とってもオススメです。対象年齢は2歳~5歳くらいですが、実感としては2歳半~5歳前くらいのお子さん向けかなという印象です。『リトル・アインシュタイン』が子どもっぽく感じてしまう年齢になる前に、ぜひ観てほしい素晴らしい作品です。
それでは、今日はこの辺で(^^♪