今日は旦那さんに小さな頃どんな遊びが好きだったか聞いてみたいと思います。
医学部に合格した人の子どもの頃の遊び
小さな頃、どんなことをして遊んでいたの?
ゲーム…かな?
え? ゲーム? いつぐらいから、どんなゲームをしてたの?
小学校1年生くらいかな。当時はファミコンが主流だったんだよね。
夫: 頭を使う系のRPG、謎解き、パズルゲーム、ドッジボールやサッカーなどの瞬発系のアクションゲーム。ジャンルは色々だったよ。ええと、星のカービイ夢の泉物語でしょ、それと… (かなりたくさんあるので、別に記載します…)
スーパーファミコンではあまり遊んでいなくて、ロックマンX、ストリートファイター2くらいしか記憶にないな。
補足1: 具体的に遊んでいたゲームのタイトルは以下の通りです。
私が知らないものがたくさん。相当なゲーマーだったんだなあ。
‟星のカービイ夢の泉の物語、ロックマン5、テトリスフラッシュ、ドラゴンクエスト2、ドラゴンボール大魔王復活、ゼルダの伝説、ドクターマリオ、熱血高校ドッジボール部、くにおくんの熱血サッカーリーグ、たけしの戦国風雲児、ワギャンランド2、ワギャンランド3、ツインビー2、ツインビー3、ドラゴンボールZ強襲サイヤ人、エスパードリーム2 ” など。
夫: 小学校4年生のときに、マラソン大会で100人中5番以内に入ったらプレイステーション(以下、プレステ)を買ってもらえる条件を父親から出されてたんだよね。プレステが欲しかったから、ちゃんと5番以内に入って買ってもらったんだ。
プレステはかなりたくさん遊んだよ。えっと、クラッシュバンディクーでしょ。それと…。(こちらもかなりたくさんあるので、別に記載します)
補足2: 先ほどより、さらに多いですね。かなりのゲーマーです。
”クラッシュバンディクー、レイジレーサー、ワイルドアームズ、ワイルドアームズ2、ファイナルファンタジー7、幻想水滸伝2、実況パワフルプロ野球97、鉄拳2、モンスターファーム、DX億万長者ゲーム、ロックマンバトル&チェイス、メタルギアソリッド、バイオハザード1、バイオハザード2” など。
夫: 当時父親が、ゲームは毎週土曜日の30分だけしか許可してくれなかったんだよ。父親が会社から帰ってくる前に必死にプレイして物語を進めて、父親が帰ってくる直前に跡形もないように急いで片付ける日々。休日は丸一日父親が家にいるので、ゲームが進まず、とてもストレスだったな(笑)
補足3:もういいかもしれませんが、一応補足します。遊んだプレステ2のタイトルです。
”デビルメイクライ、鬼武者1、鬼武者2、ファイナルファンタジー10、アーマードコア2、ペルソナ3、ペルソナ4、MOON”など。
夫: プレステ2はちょうど大学受験の時期とかぶっているときで、勉強を10時間きっちりやって、その後、夜21時から2時間くらい『鬼武者』(ゲーム)やる!、みたいな生活をしていました。
浪人して成績が上がってからは、受験勉強自体がゲームのような感覚になって、プレステ2を起動する機会が少なくなったと思う。
大学に合格してからは、プレステ3を自分で買って、何作がプレイしてみたけれど、すでに成人になっているので、内容はあまり記憶がないな。
その頃からは大学でのサークルや飲み会が生活のメインになっていて、ゲームをする機会は自然と減ったよ。
私: なるほど。ところで医学部時代の友だちで、小さな頃にゲームやってた子っていたの?
医学部に入る人って、勉強ばかりしていてゲームやっている暇がなさそうだけど。
夫: いやいや!それが、そんなことはないんだよ。医学部の男友だちは、結構ゲーム好きが多かったよ。医学部の友だちがやっていたゲームも色々なジャンルがあるな。
有名どころで、ファイナルファンタジーシリーズやモンスターファーム、鬼武者、パワプロ、ペルソナは、会話の中でもよく出ていたよ。
私: 小さな頃、そんなにゲームばかりやっていて、親に注意されたりしなかった?
夫: それはされたよ。ゲームのやりすぎで親に注意され、ゲームを封印されそうになったこともあるよ。父親は、1週間に土曜日の30分だけゲームをすることを許可するルールを作ってたからね。父親にバレないように平日に毎日5時間くらいプレイしていました (笑)
私: そうだったの。まあ1週間に30分だけでは、さすがにゲームが先に進まないよね。それにしても、相当なゲーマーだったのね。よく医学部に合格できたなあ。
夫: ゲームに熱中できるのは集中力があるってことだと思うんだよね。ゲームから学んだことって多いよ。
ゲームのかたち、昔と今
夫は1990年代半ば~後半に小学生時代を過ごしています。当時のゲームは今と違いオンラインではなく課金もありません。ポータブルのゲーム機もありましたが、基本的には据え置きゲーム機(ファミコンやプレーステーションなど)が主流の時代でした。つまり、ゲームをするためには、テレビを独占しないといけなかったんです。テレビ自体が今ほど安くはなかった時代。子ども部屋にテレビが備えてあれば別ですが、基本的にはリビングに一台。誰かがゲームをしているときは、家族はテレビを観ることができません。娯楽も、今のように一人一台スマホという時代ではなく、テレビが最大級の娯楽の一つ。ゲームで独占されていては、他の家族も困ります。なので、日中に朝から晩までゲームをするということは難しい時代でした。そうなると、必然的にゲームのプレイ時間は限られます。今のように、個々人がスマホやPCで別々のゲームができる時代と比べれば、当時は不便でした。
ゲームをすることから得られる学び
こんなにゲームばかりしていたのに、医学部に合格したのは本当にすごいなと思います。今日の話を振り返って思うのは、子どもに好きなことをとことんやらせてあげるということも大切だと思いました。「ゲームで遊ぶこと=成績の低下」などという単純な構造ではないんですね。たとえゲームを取り上げても、それで勉強するかと言えば、そうでもないのかなと思います。
そういえば、知っている人は少ないかもしれませんが、ファミコン時代のドラゴンクエストは、セーブ時点に戻るために、なが~い平仮名の羅列の呪文を入力しなければなりませんでした。一文字でも間違えれば、セーブ時点に戻ることができません。夫は幼稚園の年長のとき、この平仮名を必死に紙に書き写したそうです。それを通じて平仮名を覚えたと言っていました。
また、夫は速読にも優れています。これも、父親が留守をしている短い間に、できる限りゲームを先に進めたかったため、素早く読む技術が向上したそうです。真偽のほどは定かではありませんが。
また、やり取りの中でも言っていたように、途中からは受験勉強自体がゲームのようになっていったそうです。ゲームも受験勉強も戦略が大切です。闇雲に勉強しても志望校には合格できません。夫を見ていると、とても効率よく生きているなと思います。戦略を練って、最短距離でゴールを目指す姿勢は、もしかしたらゲームから得られたことだったのかもしれません。
要するに、机に向かって何かをすることだけが勉強ではないってことなんだなと思います。
大人は、たとえ受け入れにくいようなことであっても、子どもが好きなことには目を向けることが必要だなと思います。その好きなことを通じて学びが深まることがあるんですよね。
まとめ
今日は、夫の小さなころにどんな遊びをしていたかという質問を通じて、ゲームと勉強について考えました。近年は、若者のゲーム依存も深刻化している時代です。ゲーム=成績の低下という単純な構造ではないものの、長時間のゲームは明らかに身体への負担がかかります。今や、DSをはじめとしたポータブルのゲーム機、タブレットやスマホは、就学前から親しむ時代。昔のように、一家に一台のテレビを取り合う時代とは全く別です。子どもとメディアは切り離すことはできません。うまく共存しなければなりません。だからこそ、最初にきちんとルールを決めておくことが大切だなと思います。
今日は途中から真面目な話になりました。
このへんで失礼します。それでは、また(^^♪